結論:(人によるが)楽天市場において楽天ポイントのみで支払いをすると、楽天SPUの倍率と5と0の付く日の倍率合わせると8%も低下する!ポイントを使うなら下2桁の端数分だけにしておくのが倍率低下を防げてオススメ!
楽天ポイント(特に期間限定ポイント)を消化する場合には、楽天ポイントや楽天ペイに対応しているドラッグストアやガソリンスタンド等で使うのが良いという以前より当ブログで述べている。(特に日用品などの普段使うもの。余計なものを購入するべきではない。)
また、楽天でんきや楽天モバイル、楽天TVでも楽天ポイントを利用できるのでおすすめだ。
楽天サービスの大元である楽天市場での使用はそこまでオススメはしていないのだが、理由としてはポイントの倍率が低下するからだ。
ただ、実際どのくらい低下するかに関してはそこまで正確に把握をしていないので、実際に楽天市場の支払いページを使って検証をしてみた。
1,000円ピッタリの商品を購入する場合において
こちらが今回の検証に勝手にご協力させて頂く商品。
1000円丁度なのでわかりやすいだろう。
ポイントを一切使わない場合
上画面の「ポイント詳細」リンクからポイント倍率を確認できるのだが、ポイントを一切使わない場合のポイント倍率の内訳は↓のように19.5倍となる。
すべてポイントで支払う(1000ポイント使用)場合
すべてポイントで支払う場合は↓のようになる。
ポイント倍率が13.5倍まで落ち込んでしまい、なんと6倍ものポイント倍率低下が起こってしまっている。
ポイント倍率低下の原因=カード支払いの有無
なぜこのような現象が起こるのかというと、楽天ポイント払いにより「楽天カードで支払う」という条件から外れてしまうのが原因となっている。
その条件が付いているのが、楽天SPUの中の①「楽天(ゴールド・プレミアム含む)カード」、②「楽天銀行+楽天カード」、③「楽天の保険+楽天カード」だ。それぞれのポイント倍率が①「+4倍」、②「+1倍」、③「+1倍」となっており、合計+6倍ものポイントが付与されなくなってしまう。
画像を横に並べると↓わかりやすい。
楽天ポイント支払いだと「5と0のつく日」の倍率まで消滅する
実は、楽天カード支払い条件は楽天SPUだけではない。
なんと、「5と0のつく日」のポイント獲得条件にも「楽天カードのご利用」としっかり明記されている↓。そのポイント倍率は+2倍。
もし今回の検証が15日や20日などの「5と0のつく日」に当てはまっていたならば、SPUと合わせて計+8倍分のポイントが低下してしまうという結果となる。仮に100,000円分の買い物を楽天カードではなく楽天ポイントでお会計をすると8,000ポイント分得られなくなる計算だ。
ということで、楽天市場で楽天ポイントをたくさん使ってしまうとその分ポイント倍率の低下が起こるので、あまりオススメはしないという結論となる。
ただし、お支払い金額の下2桁のみであればポイント倍率の低下は恐らく起こらないはずだ。
なので僕は毎度のお買い物において下2桁に関しては楽天ポイントで支払いを行い、なるべく損をせずに期間限定ポイントの消化をするようにしている。
以上、参考になれば幸いだ。