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【長期使用レビュー】M1 MacBook Airを1年間使った感想【これは革命】

2020年11月10日、M1チップ搭載のMacBook Airが発表され、

私がM1チップ搭載のMacBook Airを購入してもうすぐ1年が経過しようとしています。

ということで、今までの思い出を振り返りながら、長期使用レビューをガッツリと書いていきたいと思います。

先に結論を一言で表すと「ノートPCの革命」です。

ちなみに私のパソコン遍歴はこちら
(Windows98 ~ Windows7 → MacBook White → MacBook Pro 15 → 5K iMac →MacBook Air(M1))

M1チップがもたらしてくれた恩恵

下記の全てがそなわり最強に見えます。本当にコスパ最強といっても過言ではないレベル。
そしてストレスを感じさせない挙動。これを革命と言わずして何と言うのか…

高速処理可能なスペック

M1チップの消費電力に対する性能がヤベーんだよっていう画像

マシンパワー自体は、Appleシリコンに最適化されているアプリであればかなりの処理速度となるのですが、
Appleシリコンに最適化されていないアプリの場合はそこそこ〜っといった感じかと。

つまり、プリインストールされているアプリだけで作業をするのであれば、かなりサクサクでストレスフリーな作業を行うことが可能となります。

サードパーティ製ソフトを使う場合(そこそこ重そうな処理を行うであれば)、Appleシリコンに対応しているかどうかを確認するのが良いかと思います。

ちなみに私は『Streamlabs Desktop(Appleシリコン非対応)』というアプリを利用してゲーム画面を720p程度の画質で録画しているのですが、たまにフレーム落ちすることもありますが、ほとんど問題なくある程度クオリティであれば利用することが可能です。
(ゲームの映像によってフレーム落ちが多発することがあります)

動画配信や録画をすることができるアプリ『Streamlabs Desktop』

動画編集に関しては『LumaFusion』というアプリがAppleシリコンに対応しており、そちらであればある程度重い作業を行うことも可能となります。

動画編集アプリ『LumaFusion』

もっとヘビーな作業をするのであれば、上位のチップである『M1 Pro』や『M1 MAX』が搭載されたMacBook Proが発売されているので、そちらを利用するのが良いかと思います。

やべーチップの中のやべーチップ

ヤバいバッテリー持ち

平均すると1日40-50%程度しか使ってない計算になるかもしれんね…

とにかくバッテリー持ちがヤバいです。24時間は無理ですが、8時間くらいなら普通に使えます。
(あくまでブログを更新したりする程度の処理の場合)

↑の画像は最近の10日間の利用状況なのですが、使い方によっては当然バッテリーの減り具合も違ってきます。

ただ、私の今までの経験則だとノートパソコンのバッテリーは重い作業をさせると1時間足らずで空っぽになり、軽い作業でもせいぜい4時間くらい駆動をすれば御の字といった感覚だったので、こんなに省電力なノートPCは初めてです。

シームレスなスリープ復帰

Windowsは一度スリープをすると、復帰にえらい時間がかかるイメージがありますが、このMacBook Airはまるでスマホやタブレットの速度でスリープ復帰が可能です。

Intelチップ搭載のMacもそこそこ早い時間での復帰が出来ましたが、Appleシリコンは更に高速な復帰が可能となります。

待ち時間がなく、ストレスを感じさせません。

ファンレス

※M1 MacBook Airを使用している心の状態を表しています(大嘘)

それなりのスペックを持ちながら、このMacBook Airはなんとファンが付いていません。
コレもストレスフリーな理由の一つです。

ここ1年間はノートパソコンのファンの音を聞いたことがありませんでしたが、
つい最近購入したDELLのInspironはほぼ常にファンを唸らせているような気がします。

価格

これだけの性能を持ちながら、10万円ちょっとで購入出来てしまいます。

Appleさん、ちょっと価格設定間違ってるんじゃ…
以前に購入したMacBook Proは20万円くらいしたのにこっちの方が高性能だと思うんですけど!?

以上を総合すると、私の常識を覆すコスパモンスターという印象です。

M1 MacBook Air のデメリット

弱点のなさそうなマシンではありますが、デメリットも挙げてみます。

外部ディスプレイに1台しか出力できない

このMacBook Airの場合、1台の外部ディスプレイにしか映像を出力できません。

複数ディスプレイに出力する方法は探せばあるかもしれませんが、
マルチディスプレイでの作業をしたい方は、M1 Pro等の搭載したMacBook Proの方が良いかもしれません。

搭載メモリの少なさ

今時のWindowsだと16GBくらいのメモリは当たり前のように積んでいます。
場合によっては32GBや64GBにするようなケースだったあるでしょう。

ところがどっこい、このMacBook Airは吊るしモデルで8GB、最大でも16GBのメモリしか搭載することができません。
逆に無駄なメモリ消費が無い…ということかもしれませんが、かなり複数 or 巨大なサイズのファイルを処理するのには耐えられないのかも…?

元Windows勢からすると、メモリ容量が少ないのは心許ない感じがしてしまいます。

ファンレスは諸刃の剣

ファンレス設計だとファン音がしないのでストレスを感じずに作業を行うことができますが、重い作業を長時間続けるとなると熱暴走が起こってしまうので、作業を続けるための対策が必要となってきます。

私も過去に、長時間のゲーム画面の録画をする際に、熱暴走のせいかコマ落ちが発生してしまったりといった事が発生しています。

Appleシリコンに対応していないアプリが多い

まだ登場して間もないため、Appleシリコン対応アプリが未だに少ないです。
非対応でも普通に動かせるアプリは多いですが、場合によっては動作が重かったり、動かないということもあるみたいなので。

私としても、『Streamlabs Desktop』がAppleシリコンに対応してくれるのを心待ちにしています。


今まで多くのコンピュータを触れてきた私ですが、こんなに低コストで高パフォーマンスなマシンは初めてです。

おかげさまで事業を立ち上げるまでになることができましたし、よく「三種の神器」なる言葉がありますが、私にとっては正しく神器と言える存在です。

MacBook Airが神器ということは…やはりAppleは神だったか!