iPhoneとクレジットカードの接触について
iPhone12になって、MagSafeという磁力でiPhoneの背面に充電器やらアクセサリをくっつける機能が追加された。
そしてApple純正のMagSafe対応アクセサリの中にカードを入れられるオシャレなケースもある。↓これ。
4色のカラーがあるこの商品ページの概要に、「クレジットカードを安心して入れられるように、シールド機能も持たせました。」と書かれてある。
なのでおそらく、スキミング対策かもしくはiPhoneからの磁力や電磁波からクレジットカードを守る機構が備わっているはずだ。
ここでふと疑問に思ったのが、上記のようなシールド機能が付いたカードケースを付けないで、クレジットカードとiPhone12を近づけていても大丈夫なのかどうなのかという点だ。
というのもiPad Pro等と同じであれば、おそらくiPhone12側に磁石が入っていると思われるからで、クレジットカード等の磁気ストライプ部が磁気不良が起きてしまわないかと。
そして調べるとYahoo!ニュースに記事があったのでご紹介。「Apple幹部、iPhone 12のMagSafeで「クレジットカード大丈夫か」問題に答える」という記事だ。
この記事によると、とあるApple幹部は「クレジットカードは磁気ストライプで作られていて、かなり強力な保磁力を持っているのでiPhoneの横に置いても問題ない。」と述べている。
そもそも磁気ストライプの保磁力がよく分からなかったのでWikipediaで調べてみると、主に使われているのは高保磁力、低保磁力のものみたいだ。
ちなみに「一般に低保磁力の磁気ストライプは明るい茶色で、高保磁力の磁気ストライプは黒に近い。ただし、中にはアメリカン・エキスプレスの透明なカードのように銀色のストライプになっているものもある。」だそうだ。
そして、高保磁力の磁気ストライプは一般家庭にあるような大抵の磁石ではダメージを受けないとのこと。
以上から、おそらく大抵のクレジットカードに関してはiPhone12に近づけていてもおそらく磁気ストライプへのダメージは与えづらいと思われる。
ただし、低保磁力の磁気ストライプが使われそうな簡易的なモノ…例えば駐車券等には近づけないほうが良さそうだ。