皆さまご存知SIMカードのお話。
今や欠かせないインフラツールとなっているスマートフォンでの通信を可能とするSIMカード。
昨日の記事でもちょっと触れたけど、楽天モバイルがSIMの再発行等の手数料を無料にするのは改めてスゴイことなんじゃないかと思う。
現在は、物理的なSIMカードではなくスマートフォンに内臓されていて、その内容を書き換えることで通信を行うことができるeSIMというモノも存在している。
ちなみに、僕の使用しているiPhone SE(第二世代)もeSIMを内臓していて、物理SIMと併用してDSDSと言われる運用をすることができる。
DS○○〜デュアルSIMなんとかかんとか〜
スマホ関連でググったりすると、DSDSという単語をよく見るのだけれど知らなかったので調べてみた。
要はSIMカードを2枚(eSIMを含めるのも可能)使ったスマホの運用の事なんだけど、調べているとDSSSやDSDVやDSDAなどの単語も出てくるので「おそ松くん」みたいだなと思ったけれど、それぞれ内容を見てみるとやっぱりそれぞれ異なる。
↓はメモがてらに作ったテキトーな画像となる。
先に結論から書くと、スマホを購入するときにDSDVを買うのがベストだと思った。次いでDSDS。
DSSSは特殊な使い方をする場合は良いのかもしれないし、DSDAに関しては幻の大地。
DSSS〜Dual SIM Single Standby〜
今回調べた4つの中では唯一、手動で使用するSIMカードを切り替える必要がある。
使用していない方の電話着信も出来ないし、面倒くさそうなので他の選択肢が無難。
例えば仕事の電話を受けたくないよーって人は良いのかもしれないが、その運用はニッチすぎる。
DSDS〜Dual SIM Dual Standby〜
片方は4G、もう片方は3Gで通信をすることができる形態。
iPhoneは軒並みDSDSで、日本版はnanoSIMとeSIMでのデュアル主流。
今度出るiPhone12もDSDSになるのだろうか?
ちなみに、iPhone Maniaの記事で5G対応は片方だけに制限という記事があり、後々アップデートで両方5G通信が可能となるらしいが果たして。
そもそも5G環境自体が整っていない現状に期待するのはヤメた方がいい。
DSDV〜Dual SIM Dual VoLTE〜
DSDSの両方4G通信できるバージョン。今後の主流となるであろう。
現在では比較的ハイエンドなモデルに搭載されているイメージがあるものの、とあるルートで激安に購入できるOPPOのReno3Aなんかでも対応しているので、かなり浸透してきている感もある。
DSDA〜Dual SIM Dual Active〜
日本では幻の存在らしい。技適が対応していない?謎。
本当はeSIMとAppleSIMに関して書きたかったんだけど、どうしてこうなった。
ということで、次はeSIMとAppleSIMについて書きたい。
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