Bluetoothのバージョン
まずはBluetoothのバージョンについて、この記事を書いている2020/10/08時点では5.2が最新バージョンとなっており、LE Audio規格の追加を含む複数の改良がなされているとのこと。基本的に最新バージョンに対応している方が良い。
ちなみにLE Audioには高品質で低電力な新コーデックLC3が含まれている。
こちらのページでSBCとLC3との聴き比べが出来るが、確かにSBCと同じビットレートに対してはLC3の方が高音質だと思う。
将来的にはLC3が覇権王者になり得るかもしれない。
コーデックについて
ワイヤレスイヤホン界隈でよく見るBluetoothの対応コーデックは現在7つある。(ちなLC3対応の製品が現時点で見つけられず)
SBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX LL、aptX adaptive、LDAC。
対応コーデックによって音質や遅延が変わってくるので、TWS (完全ワイヤレスイヤホン)を選ぶ際にチェックすべく重要なポイントとなってくる。
各コーデックの印象としては、SBCは低質、aptXはそこそこ音質で低遅延。AACはaptXよりも遅延があって多少音質下かな?って感じ。
そして、コーデックはBluetoothイヤホンだけでなくスマホによっても左右され、iPhoneであればAACが優先的に接続されるみたいで確認は不可能。Android8.0以降であればコーデックの確認や選択が可能となっている。
ちなみに、最近僕が購入したAnkerのSoundcore Life P2はbluetoothバージョンが5.0、コーデックは SBCとaptXとAACに対応している。レビューは今度する。
ちなみにコーデックの中で最高音質なのはLDACで遅延も最高クラスに遅い。
最も音質が良くないのはSBCで、遅延もそこそこだから時代遅れのモノと言っていいかもしれない。
今TWSを買いたいという人は無難なところでaptX対応のを選ぶのが良い気がする。
上でも書いたけど、iPhoneは優先的にAACコーデックを選択する。
そして、aptXに対応しているSoundcore Life P2を購入したのに、iPhoneで使う場合にはAAC接続になってしまう様なので非常にもどかしく、Androidに戻したいと思った今日このごろ。
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