ドラッグストアのスポーツドリンク関連のコーナーには必ずアミノ酸やプロテイン等の商品がある。
その中で何度も目にはついていたものの、スルーしていた「BCAA」について調べてみた。
BCAA(Branched chain amino acid)とは、日本語で分枝鎖アミノ酸という。分子構造が枝分かれしているアミノ酸のことで、バリン・ロイシン・イソロイシンの総称だ。
これらは筋肉に多く含まれるタンパク質であり、いずれも必須アミノ酸。
必須アミノ酸とは、体内で十分な量が合成できないアミノ酸のことで、体外から摂取する必要がある。
そして、ヒトの必須アミノ酸はバリン・ロイシン・イソロイシンを含む全部で9種類。
つまり、BCAAはヒトにとって摂取すべき成分なのだが、BCAAだけ摂取すれば良いわけではなく、9種類の必須アミノ酸をバランス良く摂取しなければならない。
というのも、桶の理論というものがあり、9種類の必須アミノ酸の内1つでも欠けてしまうと摂取したタンパク質が維持できずにその欠けた部分から溢れ出てしまうので、せっかく沢山摂取したアミノ酸が無駄になってしまうという理論だ。画像検索すれば分かりやすい。
なので、BCAAだけに着目せずに必須アミノ酸をバランス良く摂取できるような方法を考えなければいけないことになる。
食事から必須アミノ酸を摂取するには、アミノ酸スコアの高い肉や魚や鶏卵や牛乳や大豆等を複数食べることで、必須アミノ酸を多く体内に取り込みより多くのタンパク質を取り込む事ができる。
ちなみにホエイプロテインはアミノ酸スコアは高いはずだが、プロテインだけじゃなく卵や肉等も摂取することでより多くのタンパク質を取り込むことが出来るだろう。
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