↓前回に引き続きSIMカードの話題ではデュアルSIMの話題でお腹いっぱいになっちゃったので、今回こそAppleSIMとeSIMの話。
Apple SIMってなんだろう?
eSIMの前進的な存在で、2014年にAppleが打ち出した完全オリジナル。
おそらく「iPadでモバイル通信できるけど海外に行った時にいちいちSIMカードを買うの不便じゃね!?」って感じで生まれた奴。あながち間違いでは無いと思う。
形態としては2種類存在し、内臓されているタイプとnanoSIMサイズの外付けのタイプ。
1点注意なのは、外付けのタイプはnanoSIMスロットが存在するデバイスなら装着できてしまうけれどSIMカードとして使用することは出来ず、あくまで限られたiPadのみ。下記に適当な画像をご用意した。
eSIMに淘汰されてしまった感が半端ないけど、当時は画期的で「また俺らのAppleさんがやってくれた!」という感じだったと思う。
下記のeSIMのメリットがそのままAppleSIMのメリットとなるのだが、独自規格のため下記の限られたキャリアしか参入できなかったという唯一の欠点がある。てか知っているところ1つしかない。
eSIM(Embedded SIM)
スマホやタブレットに内臓されているSIMカードのこと。これからのスマホやタブレットの標準スタンダードになるであろう存在。
世界の通信会社やモバイル通信関係会社が参加する業界団体GSMAが標準規格を定めている。
SIMカードの脱着機構をスマホに組み込まなくても良くなるのでスマホの小型化にも繋がるし、通信会社を変える毎に物理SIMカードを再発行・付け替えしなくても良い。
結果、環境に優しい、素早いSIM切り替え可能、コストが安くなる等のメリット満載。
そのうちeSIM2つ・3つ内臓スマホとか出てきそう。
というか、そのうちSIM情報を複数記憶可能な媒体自体出てくるかも。
楽天モバイルのSIMカード再発行等無料化の流れ
楽天モバイル|よくあるご質問「nanoSIMカードやeSIMの交換や再発行手数料の無料化について詳しく教えてください」
↑の情報は当ブログで既に三度目くらいの紹介となるのだけど、楽天モバイルが太っ腹なのかもしくは他の通信業者がボロ儲けしているのか何と無く想像できる情報だ。
この流れが他の通信業者にも来てくれればこの業界ももっと活発的になるんだろうなと思うし、eSIMがこれからの標準になるのを見越しての施策なんだと思うけど、物理SIMカードの再発行無料はやりすぎ感ある。
どこかに皺寄せあるでしょこれ。
ということで、AppleSIMは絶滅危惧種、eSIMは今後のスタンダードで素晴らしいモノという話でした。
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