ということで、プロメタルシェイカー ブラックを2回だけ使ってみた使用感。
結論から言うと「見た目はかっこいいいんだけど、機能的には残念ポイントが多くてコスパ悪すぎ」だ。
ちなみに主な比較対象は同販売元であるマイプロテインのプロテインシェイカーだ。(便宜上、プラシェイカーと呼ぶ。)
プロメタルシェイカーのメリット・デメリット
もうちょっと詳しく
カップ部分は黒いステンレス素材で白い文字で「MYPROTEIN PRO」と書いてあり、ロゴも書かれている。目盛りは掘り込み?みたいな感じになっている。パッと見てカッコイイし耐久性は抜群だろう。
ここからもう既に残念ポイントなんだけど、1つ目は目盛りのベースがオンス(OZ)だ。ちなみに一番上の目盛りが25oz=739mlと書かれており、その一つ下が20oz=591ml。いやいやここは日本だ。オンスなんて使う人はそうそういない。現物は壊れて捨ててしまったので画像が無いけど、プラシェイカーではしっかりと上から600ml、500ml…と書かれていた。
2つ目は不透明な点。これは素材的にも分かっていて購入したのだけれど、不透明なので外から見た時に残量が分からない。そしてプロテインを作ろうとしたときも中を覗きながら注水(カップ麺にお湯を入れるのを想像してください)しなければいけないので分かりづらい。そして上でも書いたように目盛りが半端なので几帳面な人はきっとイライラが止まらない。
3つ目は素材がステンレスなので汗をかきやすい点。これはプラシェイカーでも同様に汗をかくのだけど、やっぱりステンレスの方がより汗をかきやすい。暑い夏だと清涼感を感じれて良いかもだけど、寒い冬だとちょっと勘弁してくださいって感じになりそう。
4つ目は蓋の部分がプラスチックなので、手に取って直近で見るとチープに感じる。そして頭から落とすと蓋が壊れそうなのが5つ目。
6つ目は蓋にパッキン(指で外せないよ!)が付いており、7つ目は蓋裏部分がファンのような構造になっている。
このファンのような構造でプロテインのダマを砕くんだと思うけど、非常に洗いづらい。というか物理的に洗えないんじゃないだろうか。
そして人を選ぶ点ではサイズがデカイ点だ。プラシェイカーは600mlまでの目盛りだったけど、プロメタルシェイカーは739mlが目盛りの最高位だ。僕としてはそんなにいらない。
「プロ」ってなんだ?
ぶっちゃけ申し上げると今回の購入は完全に失敗だ。MYPROTEINは手を叩いて喜んでいるだろう。
前に使っていたプラシェイカーが落下した際に鋭利な部分にぶつかって破損してしまったので、「丈夫で壊れないメタルシェイカーが欲しい!」となってしまいロクにネット検索もしないで買ってしまったのがダメだった。
別にシェイカーとして使えないわけではないのだけど、プロメタルシェイカーは通常価格で2,290円だ。そしてプラシェイカーは通常価格690円、現在価格は490円なので4個買ってもお釣りがくる。高級自動車と一緒でプロはコスパが悪いのだ。
ちなみにメタルシェイカー(現在価格1,890円)とは色が違うだけで。「プロ」となると見た目が真っ黒になり「PRO」の文字を冠するのでカッコよくはなるんだけど、機能的には全く一緒だろう。
迷わずプラシェイカーを買ってね!
確かにプロメタルシェイカーはカッコイイ。それは確かだ。
僕は職場にシェイカーを持っていくから、少しでも見た目が良い方が周りの反応は良いと思うので、その点においては大きなメリットとなる。しかし大きな犠牲を払うことは覚えておいた方がよい。
それよりだったら、多少見た目が悪くても低コストで欠点の少ないプラシェイカーを購入する方がよっぽど良いだろう。タイムマシンがあったら僕は20日前に戻ってプラシェイカーをとりあえず3個買う。
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