JAS(Japanese Agricultural Standards 日本農林規格)マーク。
とりあえず、近くにある加工食品等のパッケージを見てみると大体ついているこのマーク。
普通の人であれば特に気に留めることも無いであろう内容なんだろうけど、ふと気になったのでサラッと調べてみた。
簡単に言うと、日本という国が決めた基準をクリアした商品につけることができるマーク。
もうちょっと細かいところは農林水産省のサイトから引用すると↓
JASについて
日本農林規格等に関する法律(JAS法)に基づくJAS制度は、食品・農林水産品やこれらの取扱い等の方法などについての規格(JAS)を国が制定するとともに、JASを満たすことを証するマーク(JASマーク)を、当該食品・農林水産品や事業者の広告などに表示できる制度です。
JASマークを商品の購入の際の判断材料にしたり、JASを取引におけるアピールの手段にしたりなど、様々な場面でJAS・JASマークが活用されています。
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/ 農林水産省|JASについて
ということで、農林水産省で作られたJAS法で定められた基準を満たすことで、消費者に安全・安心を伝え、手に取りやすい商品にすることができるという感じ。
JASマークにも色々と種類があるみたいだけども、よく見るのは↓のマークだ。
実際にこのマークを表示するためには、国の登録を受けた機関から施設やら、色々な管理体制やらを調べられて無事に通過すれば表示可能となるみたいだ。
ちなみに、JASの規格一覧から例えば即席めんであれば「即席めんの農林水産規格」というものがあり、「即席めん」や「添付調味料」や「かやく」の定義が細かく書かれていたり、即席めんの規格として「添加物」の項目だと“国際連合食糧農業機関及び世界保健機関合同の食品規格委員会が定めた食 品添加物に関する一般規格(CODEX STAN 192-1995,Rev.7-2006)3.2の規定に 適合するものであって、かつ、その使用条件は同規格3.3の規定に適合して いること。”とか書かれていたり…すげぇ面倒くさそう。
ということで、JASマークを取得している食品はエライのだ。そして一定の基準を満たしているので安心して食せますよということになる。
もちろん、特定の調味料や添加物の摂りすぎによる栄養価の偏りが起こると身体に不調を生じるとは思うので、何事も程々にするのが良い。