2025年、絵を描くための新しいiPadを探していた私は、2025年4月「iPad mini A17 Pro」を購入しました。
しかし、実際に使ってみるといくつか気になる点があり、最終的には返品して「iPad Air M3(11インチ・128GB・Wi-Fiモデル)」を選び直しました。
この記事では、実際の使用感をもとに、なぜminiではなくAirにしたのかを振り返ります。

目次
✅ iPad mini A17 Proを選んだ理由
まず、iPad miniを選んだ理由は明確でした。とにかく軽くて、手軽に持ち運べる点に魅力を感じたからです。
- 小さく軽いので、持ち歩きやすい
- 大きめのポケットに入るほどコンパクト
- 片手で掴んで、そのまま右手でスケッチできる
- スマホゲームの操作感に最適なサイズ
- 手軽にメモ書きするデバイスとしては最高峰
「ちょっとしたアイデアを描き留める」
「気が向いたときにすぐ絵を描ける」
そういったライトな使い方には、miniは本当に優れた選択肢でした。

⚠️ 気になった点と返品を決めた理由
ですが、使い込んでいくうちに見えてきたのは、イラスト用途での物足りなさです。
- 画面比率の影響か、ベゼルが太く感じる → 描画エリアが思ったより狭く、没入感がやや欠けました。
- 搭載チップがA17 Pro(iPhone 15 Proと同等) → 軽快ではあるものの、処理性能としてはそこまで高くなく、将来の重いアプリ運用に不安が残りました。
- 絵を描くことが今回の最大の購入動機 → 描くことに特化するなら、もう少し画面サイズも性能も欲しいと感じるように。
🆚 iPad Air M3との比較で見えてきたもの
比較対象は**iPad Air M3(11インチ)**でした。
比較項目 | iPad mini A17 Pro | iPad Air M3(11インチ) |
---|---|---|
携帯性 | ◎ とてもコンパクト | ○ 軽いがポケットには入らない |
画面サイズ | △ 小さい/ベゼルが太め | ◎ 広い作業エリア |
処理性能 | △ A17 Pro(iPhone並) | ◎ M3チップ搭載/高性能 |
メイン用途 | サブ端末・メモ・ゲーム | 本格的なイラスト制作向け |
価格 | ◎ iPad Air M3と比べ安め | ○ +2万円程度 |
価格差は約2万円とそこまで大きくありません。本格的に描きたいなら、むしろAirの方が“買い得”と感じるスペック差でした。
✍ 最終的な選択と今後の展望
こうして、私はiPad mini A17 Proを返品し、iPad Air M3を購入する決断をしました。
結果として、描き心地・表示領域・処理性能の全てにおいて満足できる選択だったと思っています。
とはいえ、miniのサイズ感の良さは唯一無二。将来的に高性能チップを搭載したminiが登場すれば、再び購入を検討したいとも感じています。
✅ まとめ:軽快なminiか、本気のAirか
- 持ち運びやすさ重視 → mini
- イラスト制作・性能重視 → Air
- 持ち運ばないのであれば13インチもあり
- Proは高コスト過ぎるのでおすすめできない
今回の経験を通して、「何を目的にiPadを使いたいのか」を見極めることの大切さを実感しました。
これからiPadを選ぼうとしている方の参考になれば幸いです。