AirPods Pro 第2世代について、公式発表で「新しいH2チップのパワーにより、AirPods Proはアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの大幅なアップグレード」と謳っています。
そして、この度無事にAirPods Pro第1世代が正常なモノに交換されて戻ってきました。
ということで、良い機会なので実際に聴き比べて確認をしてみた試みを記事にしてみました。
その結論としては、ノイズキャンセリング性能に関しては明らかに改善されていると言えます!
ついでに、その改善点を再認識するために新しくなった点についても再度調べてみました。
ノイズキャンセリングのテスト
一定の音が鳴る↓の動画をMacBook Airのスピーカーで流し、第1世代と第2世代のAirPods Proを付け替えて聴き比べてみたところ、第2世代のAirPods Proの方が確実にピー音を遮断してくれており、第1世代よりもノイズキャンセリング性能が高いと思いました!
実際、「前世代のAirPods Proと比べて最大2倍のノイズキャンセリングを実現します。」とAppleは自信満々にアピールしていますし、高性能になっているのも納得です!
外音取り込みのテスト…
外音取り込みのテスト結果は…よくわかりませんでした!
どういったテストをして測ればいいかわからなかったので…というのもあります。
公式発表では「外部音取り込みモードは、ユーザーが周囲の世界とのつながりを保ち、認識できるようにします。適応型外部音取り込みは、このお客様が気に入っている機能をさらに進化させます。パワフルなH2チップにより、通過する車のサイレン、工事の音、さらにはコンサートでの大音量スピーカーなどの大きな周囲のノイズをオンデバイス処理で抑えることができ、日常的により快適なリスニングが実現します。」とのことなので…
大音量に関しては音量を抑えてくれる様な感じなのかもしれませんね。
問題はそれ以外の微細な音をしっかり聞こえるように処理してくれているかという点でしょうか…。
正直、第一世代のAirPodsでも十分に満足できるレベルですし、第二世代でより高性能になったとて私の耳では聴き比べられません(汗
音質も向上しているはず…
同様に音質に関しても、私の鼓膜が音質についていけないのでテストしても結果がわかりませんでした。
音質にこだわるのであれば、有線を手にした方が有意義な結果になりそう?
バッテリーも大幅にパワーアップ!
AirPods Pro 第2世代は、空間オーディオとヘッドトラッキングが有効な場合は最大 5.5 時間のバッテリー持ちとなっています。
一方、AirPods Pro 第1世代の場合は、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間 となっています。
つまり同条件にすれば さらに時間差は広がるので、第2世代ではバッテリー持ちが結構改善されているというのがわかります。
バッテリー容量が大きくなったのか、もしくはH2チップの省電力性能がかなり高いのか、いずれにせよ嬉しい改善点ですね!
ステム(軸)をスライドすることで音量を変更できる
第2世代AirPods Proに搭載されて新機能で、なんとステムを上下させることで音量を上げ下げすることができます。
iPhoneやApple Watch等のデバイスに触れることなく音量を変更できるので、この機能は非常に便利で、実際に毎日使っているレベルで便利です!
充電ケースの改良
充電ケースの改良に関しても非常に素晴らしい改善点で、
ケースの充電時にLightningケーブルを装着すると音が鳴るので稀に起こる充電が失敗しているという事態を防ぐことができます。
同様に、ケースのバッテリー残量が少なくなっていると音で教えてくれるので、知らず知らずの内にバッテリーが空っぽになってしまうのを防ぐことができます。
ケースのバッテリー残量に関しては、AirPods Pro 第2世代のケースの場合はAirPods Proを使用しながらでもバッテリー残量を確認することができます。
(第1世代の場合はケースにAirPods Pro本体を収納していないとバッテリー残量を確認できない)
また、AirPods Proをケースに収納していなくても、ケースの位置を「探す」アプリから探しだすことができます。
以上から、AirPods Pro 第1世代は直ったけれど、これから使用する機会はあまり多くないと感じます。
だって、AirPods Pro 第2世代がとても便利だから!
そんなわけで、AirPods Pro 第1世代の使い道を模索していきたいと思います。
もしかしたら家族にプレゼントするかもしれません…